先週10/26(金)にJAPI主催にて、”Japan ASIA Youth Conference 2018”を開催しました。
https://www.japi-jayc.com/
今年のテーマは「外国人材の活躍推進」。様々な有識者にもご協力いただき、多くの発表をいたしました。
経済産業省 能村 様による基調講演「外国人材に関する政策の動向について」から始まり、新ダイバーシティ経営企業100選を運営する、PwC合同会社 千賀 様の「新ダイバーシティ経営企業100選から見えた戦略人事」、そして、「新 移民時代―外国人労働者と共に生きる社会へ」の著者の一人でもある、西日本新聞社 古川 様の「外国人材と共存する社会を目指して」と、熱いプレゼンテーションが続きました。
続いて、毎年恒例のJAPI外国人材(留学生)調査の結果報告では、MSA(文部科学省国費留学生会) 代表 オスティン様により「国内外2,000名の外国人材の声から見えた日本の課題」を発表。今年は”留学生”だけでなく、”日本で働く外国人材”、そして帰国した”元留学生”などの声も集め、日本で働くことについて、意識調査や魅力度調査などを行いました。
後半のパネルディスカッション1では、楽天(株) 大野 様をモデレーターとして、「外国人材が日本企業で活躍するために」についてディスカッションいたしました。(株)リンクジャパンキャリア 木通 様からは語学講師として来日する外国人材の採用や定着について、内定ブリッジ(株) 淺海 様からは日本企業で必要になるビジネスコミュニケーションについて、新ダイバーシティ経営企業100選 受賞企業の代表として、(株)タウ 原田 様からは、外国人材の受け入れと事業発展の経緯について、お話いただきました。
パネルディスカッション2では、JAPI事務局長で(株)With Worldの代表及びRIETIの研究プロジェクトメンバーも務める田村より「高度人材を海外から受け入れるために」をテーマにディスカッションを行いました。(株)パソナ 前田 様からは国内外の外国人材の採用について、採用時の注意点や日本人との違いについて、(株)八戸学院グループ 松野 様からはフィリピンで取り組む現地人材育成と地方企業とのマッチングについて、元日本留学生で現シェフィールド大学 准教授のハラルト先生からは、日本企業や採用活動などに関する特徴について、ダイバーシティの観点でお話いただきました。
当日は、200名を超える方々にご参加いただき、大盛況にて今年のカンファレンスは終了いたしました。登壇者のプレゼン資料の一部については、今後Webサイトにてアップしていく予定です。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。今後もJAPIは、日本の国際化推進のために必要なグローバル化を多角的に調査し、事例を共有してまいります。